Greetingごあいさつ
『信じて、育てる。』
日頃よりヤマシタの商品を愛してくださっている全国のお客様のおかげで、創業70周年を無事に迎える事ができました。社員一同、心より感謝御礼申し上げます。
我々製造業にとって、重要課題は「技術の継承、技術の向上」である事は勿論でございますが、会社という組織にとっての最重要は、やはり「人材を育てる」事だと確信しております。
私は現在、妻と協力して、ふたりの子育てに日々奮闘しております。
毎日愛情こめて育てていく事で、いつの間にか自分自身の成長につながっている事を身に染みて感じており、妻と子供たちには大変感謝しております。
入社以来27年間、工場で職人として、製造部の最前線で薫陶を受けてきました。
工場長時代には、新たに「レーザー部門」を立ち上げ、ゼロから研究を重ね、当時の社長にも信じて見守って頂き、弊社のオリジナル商品である「レーザープレーナー」を開発、何度も失敗を重ねましたが、ようやく商品化する事ができました。
経営者となった今でも「一兵卒の思い」を大切に、時には社員の中に飛び込んで、一緒に製造しております。と言いつつも単純に、「ものづくりが大好き」なのです。
人を育てるという事は、目の前の一人を信じる事から始まります。その人が持っている個性を伸ばし、生き生きとした仕事ができるようになるまで、信じて忍耐強く育てる事が大切だと思います。
同時に、自分にはこの人を育てる使命があり、必ずできると自分の事も信じる。
そういった慈愛から活気が生まれる。
世の中に暗雲が立ち込めたとしても、活気ある組織はビクともしない。
活気ある渦の中でしか、気付く事が出来ない活路があると考えています。
活気があるという事は、ひとり一人が充実しているという事で、組織も人も健康であること、健全であるということが大切です。 そこにはお互いに「感謝する心」が生まれ、「団結しようとする心」が育まれる。団結しようとする心は、やがて大きな「チーム力」になります。
70年の技術をしっかりと継承し、一歩一歩着実に発展させながら、「心の豊かさは、豊かな人生につながる。」という確信をもとに、社員が一人も漏れなく幸せを勝ち取れるように、粉骨砕身取り組んでまいります。
代表取締役: