歌舞伎座は明治22年(1889年)11月に開設。関東大震災や戦災などで改築や建て替えを重ねてきましたが、今日に至るまで、名実ともに代表的な歌舞伎劇場として知られています。特に4代目の歌舞伎座は、平成22年(2010年)5月より解体が開始されるまでの約60年もの長きにわたり歌舞伎ファンを楽しませてきました。

そして本年2月、ついに待望の5代目歌舞伎座が竣工。
地下4階、地上29階建ての高層オフィスビル「歌舞伎座タワー」を併設していますが、劇場の外観は嬉しいことに、かつての歌舞伎座と同じ、和風の桃山様式です。
施工は清水建設。「オール・シミズ」と呼ばれ、木工から鉄骨造に至るまで、あらゆるノウハウを活かした最先端技術と、しっかりと伝統を継承した、素晴らしい建造物となりました。
株式会社ヤマシタも未来に残る大きな仕事に携わる事ができ感謝の思いです。
夜間には美しくライトアップされるそうですので、銀座の新しい名所となる事を楽しみにしております。