中央環状新宿線は、首都高速３号渋谷線の大橋JCTから４号新宿線の
西新宿JCTを経て５号池袋の熊野町JCTに至る全長約11ｋｍの道路になります。これにより渋谷、新宿、池袋間の移動時間が従来の１/2ないし１/3に大幅短縮されます。

　トンネル内は自動車が走る空間なので、運転する人たちの安全と快適性のために空気を入れ換える「換気」が必要となり、この換気をするために
地上45ｍの換気所の建築が各ポイントで行われております。

　トンネル内の換気所には低濃度脱硝システムが設置される予定で、空気の9割
以上の二酸化炭素と、8割以上の浮遊粒子状物質を取り除いた上で地上45ｍの高さの換気塔から、風速10m/秒のスピードで天高く吐き出すなど周辺環境に気を配った設計になっており、ここでもまた、ヤマシタの製品が使用されております。